バレエでは、トゥシューズをはくまではリズム感を養うため、バレエの基礎的な動作や姿勢の練習が中心となります。 最初のレッスンでは、基本的な姿勢や手、足のポジション、ジャンプや回転の仕方などの基礎レッスンが中心になります。 基礎レッスンではありますが、バレエを習わせた方の多くは、子供の姿勢がよくなったという感想が多いです。 基礎的な練習が終わると、本格的なレッスンが始まり、集団で発表会などにでるようになります。発表会では、集団行動を求められるようになります。 そのため、協調性が身に付きます。また、先生や仲間のきれいな姿勢や身のこなしをお手本にして、自分を律する力も自然と育ちます。 集団の中で学ぶ必要があります。そのため、先生の指導に従って練習ができるようになる3歳以上が一つの目安になります。 体を使って表現することで感性や創造性を高めることができます。 他の子供の踊りを見ることで、芸術的な刺激を受けてさらに感性が磨かれます。

フラダンスは、ハワイから発祥したダンスとなります。ゆったりとしたイメージであり、バレエとは全く異なる踊りとなります。 フラダンスは、バレエほどの基礎レッスンはありません。音楽に合わせて振り付けをするだけのイメージが強いのですが、フラダンスは特にステップが難しいのでそのあたりはしっかり練習する必要があります。フラダンスの基礎的な練習をすると、リズム感を身につき、体力がつきます。 フラダンスは、音楽に合わせた表現を行うことが特に求められます。人前で踊って自分を表現する事は、表現力を身につけたり、大きな自信に繋がります。そして、その自信は最高の笑顔、そして明るさに繋がります。自己表現力なども磨かれ、人前でも動じない、強い心も育てます。 様々な習いごとがありますが、中には子供の競争心をあおるようなものもあるでしょう。しかし、激しすぎる競争心はストレスとなり、子供のこころに悪影響を及ぼす可能性もあります。 フラダンスではゆったりとした音楽が多いことから、気持ちがリラックスし情緒も安定しやすいです。明るくゆったりして動きやすい衣装で、笑顔で踊ることはこころから癒やされ楽しむことができます。 アロハには優しさ、調和、幸せなどの意味があり、フラダンスはアロハの心を育てるといわれています。群舞であるフラダンスは、こつこつ練習を重ねる謙虚さ、仲間を思いやるこころを精神を養います。