ハーラウ

   2016/12/20

ハーラウとは

ハーラウとは、神聖な場所として、カヌーや神像を制作したり、
村の会議を開くなど、大事な催しを行うところのことを言います。

昔は、フラダンスの修行もハーラウで行われ、当初はフラダンスの修行を村で最も
大きな建物であるカヌー小屋で踊られていました。

ハーラウの歴史

ハーラウは神聖な場所でもあったことから、
女性の入室を禁止されていていました。

そのことからもわかるように
初期のフラダンスは一定の年齢に達した男性にしか
踊ることができませんでした。

フラダンスは、基本的に神に捧げる踊りでした。
そのため、フラダンスを教える先生は技術だけではなく、
精神面の修行もするようになっていました。

そのことから、
ハーラウはやがてより聖なる場所に建設されるようになり
森の奥深い場所に移動するようになりました。

フラダンスは聖なる踊りであったことから
フラダンスの生徒達も多くの規制(カプ)によって規制されるようになりました。

当時、
フラダンスの生徒達は「聖なるフラダンスを習得する弟子」という意味で
「ハウマーナ・フラ・カプ」と呼ばれるようになりました。

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